会社を辞めていく同期の送別会 #1311

今日は会社を辞めていく同期入社の同僚のお別れ会に出てきました。同期入社で昔は新入社員で何の仕事も出来なかった自分たちも、時が経つにつれて各人がそれぞれの部署で活躍し、さらに今回のように社外にも活躍の場を移しキャリアアップしていく同僚が出てきたことには驚きもありながら、一方でなんだか嬉しく思います。

辞めていく同僚に送る寄せ書きの色紙には入社したての頃の集合写真が張ってありました。そんなのを眺めながらみんなで集まって話をしてみると、気付けば入社して◯年も経っていたことを改めて意識させられます。

自分としてはこのまま会社やこの組織に残るかそれとも組織の外にでてもう一度ゼロから挑戦をしてみるのか、研究を続けるのかそれとも全く違う職種に挑戦するのか、などなど自分のキャリアについては色々と考えているところがあります。でも実際は、考えているだけ、もしくは考えているつもりなだけで、全く行動には移していません。しかし今回このような形で同僚が転職していくことを知って、自分にも現実の選択肢としてそのようなオプションもあるのだなということを実感出来ました。

自分としては今の会社で定年を迎えることは無いだろうとは漠然とは思っています。それは会社がいつまであるか分からないし、自分がいつまで会社に残っていられるかも分からないし(いつクビを切られるかもわからない)、さらにいつ自分が会社を飛び出したいと思うかも分かりません。ですが、あくまでそれは可能性という話であり、あまり現実のものとして考えることが出来ていませんでした。もちろん履歴書や英語のCV(curriculum vitae、職務経歴書)を準備したり、Linkedin などのビジネス系 SNS をやったり、など準備はゼロではありません。ですが、実際のところはいつ職がなくなるか分からない薄氷を踏むような仕事環境でありながら、その程度の準備では全く話にならず、もう少し具体的な対策はしておかないといけないのだろうと思いました。

一方で、今の仕事から本当に離れても良いのか、(経済的な面ではなく)やり甲斐の面で後悔はないのかなどを考えておくことは、『会社出ること前提』ではなくても意義のあることなのだろうと思います。

久しぶりに同期入社の懐かしい顔がそろいましたが、みんな忙しくて、こんな機会でもないとみんなで集まれなくなってきています。自分としてはこれまであまり同期の飲み会などには出ていませんでした。色々な理由があるのですが、一言で言うと忙しくて時間が取れなかったというのが本当のところです。仕方がなかったとかいう言い訳もできるんですが、その点においてはこれまで自分が同期のご縁を大切にしていなったとも言えるので少し反省しました。そんな色々なことを思った送別会・同期会でした。


コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です