最近、会社の研修など色々な会合に出させていただき、高いパフォーマンスを発揮されている方たちと出会える機会がたくさんあります。そのような方たちとお話をさせて頂くことで、知的な刺激をたくさんいただいており、非常にためになっています。
それ以上に自分にとって大切なのは、そのような高いパフォーマンスを発揮されている方は広い人的ネットワークを持っており、そのネットワークを通じて新しい価値を生み出すことが出来る可能性があるということです。しかし当然ながら、そのような方が自分だけを相手にしてくれる訳ではありません。そのようなハイパフォーマーとは誰もが一緒に仕事がしたいわけで、自分を選んで頂くにはそれなりの理由が必要です。
そのためには『コイツは使えるやつだ!』って思ってもらえるかが、まず最初のチェックポイントだと思っています。いやらしい話にはなってしまうのですが、その際に大切なのは『先に価値を提供して差し上げる』ということだと思います。そのような方たちは何か期待をしているだけのクレクレ君とは付き合いたくないと思っているでしょう。
むしろ、そのような方には安心して先に価値提供が出来るはずです。というのは、彼らが『恩知らず』であるはずはなく『良い人』だからこそ、広いネットワークを持てているのでしょう。もしも仮に恩知らずな人であるなら、長期的には誰にも相手にされずにネットワークが閉ざされていくはずだからです。
だから損得勘定だけを考えても、先に何かの価値提供をさせて頂くのが良いのだと思っています。しかし当然ながら、自分はそんな損得勘定だけで動いているわけではありません。むしろネットワークの広い方(=成果を出されている方)を通じて社会に価値を生み出して行きたいと思っているので、純粋に彼らのお役に立ちたいと思っています。
であるなら、(自分が損をする等、ケツの穴が小さいこと言わずに)安心して自分からどんどん価値提供をして、いつか自分にもリターンなどが帰ってくるかもしれない、とほのかに期待してくるくらいが良いのでしょう。
そもそも誰かのお役に立てることは気持ちの良いことです(というパラダイムを持つことが大切なだと思っています)。特に会社であれば、『患者さんのお役に立つ』という同じ目標のもとで頑張っている仲間に対しての価値提供です。会社内の部門間の利害関係などは、大きな視点で見れば大した問題ではありません。と考えると、どんどん先に価値提供して、自分の仕事を幅を広げていきたいと思います(というか、喜んでいただける提供できる価値を生み出せるよう、精進します・・・汗)。