タスクの全体を俯瞰できる体制を作る #1349

先日も書いたとおり、自分の最も大きな課題の一つに先送り癖の撲滅があります。やらないといけない仕事を先送りしてしまって、ぎりぎりまで手が付けれず、締め切り直前になって大炎上して多くの方にご迷惑をお掛けしています。

先送り癖の中で最もタチが悪いのが、そもそも先送りしている仕事の全体像から目を背けてしまうことです。これをわかり易い例として借金で考えてみると、自分があらゆるところから借りまくった結果、自分がいくら借金しているか分からない状態になっていることだと思います。もちろん自分に強い意志があれば、借金の総額を確認する、すなわち自分の現状を自分自身で把握することがまず最初にすべきことだと思います。しかし、返済の日時が近づくことなどのプレッシャーから、現実に目を背け、現状を確認することが出来ないのだと思います。

自分の仕事の場合は、借金の取り立てほどではありませんが (笑)、それでも締め切りや催促のプレッシャーは感じます。そのため、特に仕事が混んできた時には、自分も自分が一体どれだけのしごとを抱えているのかという事実から目を背けたくなることはあります。目を背けたところで何も解決しないのですが、単にプレッシャーから逃れたいという浅はかな考えが生じます。しかし当然ながら、このような考え方をしたところで一切プラスに働きません。間違ってもこのような考えを起こさないように、全力で対応しなければなりません。

その意味でもデスク、デスクトップ、メールボックスを整理整頓し、自分がどれだけのタスクを抱えているかをひと目で分かるようにしておかねばなりません。もちろんメンタル的に目をそむけないようにしていくのも大切ですが、このようにして目を背けたくても否応なく目に入ってくる状態を常日頃から作っておくことが重要だと思います。

『忙しいから◯◯できなかった』という言い訳は、平常時にその準備が出来ていなかったという自分の無能さを露呈していることになります、あぁ、恥ずかしいです。毎日の整理整頓と即断即決即行を通じて、デスク・デスクトップ・メールボックスに何もない状態、すなわち未着手の仕事が何もなく、そこに何かがあるという事は未着手の仕事があるサインである、というくらいの状態を作りたいと思います。この状態を作るのは、作ったほうがいいとか、デスクうが綺麗なほうが気持ちいいから、とかそういったレベルの問題ではなく、激務の中でも仕事を落とさないための誠実な対応であり、大量行動を支える必須の基盤作りとして捉えるべきだと思います。先日も書いたのですが、最近机が散らかっているで、すぐに片付けます!


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