毎日寝る前に『今日もよく頑張った』と思いたい #1323

自分が人生のうちで精神的に追いつめられいた時といえば、大学受験のために浪人していた時、入社したての時、二回目にアメリカに行っていたとき、などでしょうか。いずれの場合も『今、頑張らないと先はない』(実際はそんなことはないのですが)と自分で自分を追い込んで、目標達成に向けて頑張っていた時期です。

どの場合も、色々と辛いことがたくさんあったのですが、それでも振り返っても当時は良かったと思えることがあります。それは、夜寝る前に『今日も一日、本当によく頑張った!』と自分を肯定出来ていたことです。起きている時間は『失敗したらどうしよう』とか『ダメだったらどうしよう』と不安に苛まれていたのですが、自分を肯定しながら眠りに付けることは幸せだったと思います。

その当時は、自分の進んでいる方向性が正しいのかどうかという確証は持てなかったものの、活動の量に関しては『これ以上は無理』というくらいまで頑張っていたので、結果がついて来なかったらそれは仕方がない、という割り切ることが出来ていたのだと思います。

今はその当時ほど睡眠時間も削っていないですし、体力的な無理とか目標達成へ向けた禁欲的なまでの行動は行っていないのですが、それでも『今日もよく頑張ったよ!』と思いながら床につくことが出来る日も稀にあります。そんな日には『あ、昔の感覚だ!』と当時を思い返します。そして『今でも結構、自分もがんばってるやん』と自分で自分を褒めることが出来ています。

ですが、本当は昔みたいに毎日この感覚を味わいたいものですね。もちろん昔みたいに体力的な無理は効かなくなっているし、一つの事に集中出来る環境でもなくなっています。しかしそれでも『今日も本当に頑張った』と思えるように毎日過ごせていれば、結果はどうあれ後悔のない過ごし方になりそうです。『結果よりもプロセスに満足できる』というのは自分にとって実は一番うれしく納得がいくのではないでしょうか。

では、そのように満足をして一日を過ごすためには何をしなければいけないかを分かっておくことは大切です。まず、その日になすべき最低基準のタスクをクリアしこれらを絶対に先送りせず、可能なら先の仕事を先手で仕掛けて終われせてしまうことです。次に、未来が好転するような活動(未来への投資)を行うことです。最後に、自分が心から好きなことに時間を使えることです。最低これらの事が出来ていれば、結果のいかんによらずその日は最高の一日になるでしょう。今日も明日もそんな日になるよう、まずは手元にある活動に集中していきたいと思います!


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