同じことの重ね塗りこそが定着の鍵だ #1338

このブログも書き始めてからもうすぐ4年で、随分と長くなりました。内容は殆ど同じことを書き続けていて完全にネタ切れモードではあるのですが (汗) 、まだなんとか続いています。ネタが無くても続いている理由は (笑)、同じようなことを何度も書き方を変えて書いているからでしょうね(場合によっては書き方も殆ど同じ場合がある汗)。そうやって同じことを書き続けていると、それが元は借りてきたネタであったとしても、いつの間にか自分の軸として定まってくる感覚を覚えます。

たとえば、ココでは『強みの上に築け! (Build on your strength)』と書き続けています。これは言わずと知れたドラッカーの言葉で、世間でも非常によく聞く言葉ではあります。自分としてもこの言葉の本当の意味をどれだけ理解出来ているかは自信がないところもあるのですが、少なくとも自分自身の理解の範囲内では自分の思考の中に完全に入り込んでいて、様々な意思決定の場で使えていると思います。

例えば自分の強みに注力する事は、弱い部分を切り捨てることでもあるのですが、切り捨てた弱みの部分を補ってもらうためのチームワークが必要であり、そのためのコミュニケーションが必要であり、全部ひっくるめてのマネジメントが必要になってきます。じゃあ、そのためには自分はどうしたら良いのかの具体的な行動へと落としこむ事が出来ており、それが自分の具体的な行動や働き方までも変えることになっています。

このように一つのは何度も同じことを書き続けてきたからであり、書いていく内に自分の言葉=思考のタグとして定着させることが出来たと思っています。自分としてはネタ切れで同じことを何度も書くことは心苦しい面も有るのですが、しかしそれだけ自分が課題だと思い悩んでいるところを書くわけなので、同じ内容が何度も出てくるのは仕方ないことであり、そのプロセスが思考の定着に繋がるのであれば悪くないかもしれません。

そもそも自分の思考のOSを入れ替えるのに一回のインプットだけで上手く行くはずはありません。インプットしては抜け、またインプットしては抜けて行く状態の中で、何度も何度も漆塗りのように塗り重ねて、取り入れたい思考を定着させなければなりません。だから同じことをアホのように何度も何度も書き続けてでも、自分の思考の軸を固めていけるように頑張りたいと思います!


コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です