自分の居場所を追い求める問いを投げかける

自分が仕事をしていて楽しいと感じたり、やり甲斐を感じるときは、自分が頼りにされているとか自分が必要とされていると思える時だと思います。これを通じて、自分には居場所があると感じたり、自分の存在意義を確認できたり出来るのだと思います。

そのためには、まず頼りにされるに足る人間性がなければそもそも誰も相手にはしてくれないでしょうし、さらにその上で誰にも負けない強みや専門性がなければならないのでしょう。つまり、周りから好かれ、『あの人に任せておけば大丈夫だ』と信頼され、その上で他の人から頼られる何かの強みを持っているかどうかが問われるのだと思います。

このような条件を満たす仕事が見つかれば本当に幸せだと思います。というのは、自分を頼ってくれるお客さんがいて、かつ自分がその仕事にやり甲斐を感じ、さらに楽しいと感じることが出来れば、成果が出ない訳がありません。このような仕事で自分の生活を満たすためには、どうしたら良いのかを漠然と考えることが最近良くあります。

そのためには、ドラッカーの言う『何をもって憶えられたいか』ではないですが、自分がどのような存在として周りから捉えられたいと思っているか、またどのような場所を自分(だけ)の居場所としていたいか、ということをまず自分に問いかけることが大切なんだと思います。そしてそこで誰にも負けない・自分しかいない(=日本一・世界一)といえるような状態を目指して、自分の強みを生かし他者の参入障壁となるような何かを伸ばしていければ良いなと思っています。

『何をもって憶えられたいか』というような本質的な問いは、一度答えたら終わりというものではもちろんありません。というのは、一度では本当の答えが簡単に見つからないかもしれないですし、時間の変化と共に自分の答えを変わってくるかもしれません。であるなら、事ある毎に常に自分に問い直すことが必要になってくるのかもしれませんね。そのためにはこの問いを定期的に自分に問いかける機会をシステムとして作ってしまえれば良いのかな、と思っています。というのは、今の自分の場合、忘れた頃に本などを読みなおして、『ああ、そうだった、また忘れてたよ (汗)』ってのを繰り返しています。何か良いやり方、ないですかね?・・・ドラッカーセミナー?、少し考えてみたいと思います


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