会社を去る海外の同僚への感謝の気持ち

先日、自分の非常に親しい海外の同僚からメールをもらい、彼が近々、会社を辞めること知りました。彼は自分にとって、メンター(ロールモデル)であり、先生であり、同じ会社の同僚であり、そして友人でした。 そういえば、4年以上前のこのブログを始めた直後に、彼のことを書いています(今から思うと恥ずかしい文章ですが笑)。

先輩科学者からのメッセージ

自分が海外に行っている時には、彼が自分のメンターで、彼が日本に滞在している時には自分が彼のお世話係でした。その後、一緒のプロジェクトで働くこともあり、とても良い協力関係から、非常に優れた成果を出すこともできました。彼は自分のことをとても気にかけてくれ、研究者としてのキャリアと会社の中でのキャリアの両面において、大いにサポートをしてくれました。自分の学位論文の実質のアドバイザーも彼です。本当に感謝しています。自分以外にも、多くの若い研究者の面倒を見る姿がとても印象的でした。

また彼は、何よりまず一流の研究者でした。有名な学会の会長を務めたり、数多くの論文を発表していました。「自分もいつかこうなりたい」といつも思っていました。一緒に研究し、また、プライベートでも共に時間を過ごすことができて、学ぶことがとても多かったです。科学や研究についてはもちろんのこと、アメリカ式のキャリア形成や生き方について、また教養面や人間性などでも、自分は大いに刺激を受けました。

このような華々しいキャリアを持った素晴らしい方なのですか、一方で人間らしい一面もあり(あまり書くと怒られるかもしれないのですが、ズボラで、時間が守れず、かつ喧嘩っぱやい)、自分はそんなところも好きでした。

残念なことに、そんな彼が会社を去ってしまいます。少なくとも自分は社内に強力な繋がりが無くなってしまうことは残念に思います。しかし、彼とはこれからも友人であり、プライベートではもちろんのこと、いつか一緒に仕事ができる日が来ることを願っています。そういう日が来る時のために、自分は専門性でもキャリアでも人間としても、もっともっと成長しなければならないと感じています。一昔ならいざ知らず、インターネットやSNS全盛の時代ですから、連絡を取ろうと思えばいつでも連絡できます。リンクトインでもつながってますし、そこは安心ですね。

このように、文字通り、自分の人生を変えてくれた恩人に対し、心から感謝し、新しい場所でのますますの活躍を心から願っています。会社で残った自分は、彼の分までもこれから頑張っていきたいと思います。これまで本当にありがとうございました!!!


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