業務上“今は得意ではない”仕事(自己達成予言になるので苦手とは言いませんが!)はどうしてもあります。今は得意ではないものの経験を積むことで確実に得意になると(何の根拠もなく)信じていますが、それは今日明日になんとかなるわけではありません。とはいえ、業務上必要な仕事ですから、避けていることでどんどんと状況が悪くなり、先送りすればするほど自分の首を締めることになります。
ですので、得意であるかどうかに関係なくさっさと終えてしまなければなりません。そのような場合に、どのようにその仕事に取り掛かるか、また過去にどのようにしてその場面を乗り越えてきたかを振り返ってみることは意味のあることだと思っています。これまでは多くの場合、その仕事を先送りすることでクレームが上がってきて、好き嫌いに関係なく取り組まざるを得ない状況ができてしまい、プレッシャーから好き嫌いを感じる余裕もなく追い込まれてしまっていたと思います (汗)。しかし、過去には追い込まれる前にうまく実行できた場合も何度かあり、その場合に使っていた方法が以下です;
- 仕事を詳細な作業としてのステップにまで分解し、リスト化する
- 得意ではない特定の作業をみつけ、理由を考え、対策をする
- 特定した問題の作業は、何も考えずに淡々と実行をする(単純作業のように)
- 一つのタスクが終わることにリストを消し、進捗を喜ぶ
この進め方では、とにかく好き嫌いを感じる必要もないくらいのタスクにまで落とし込むことがポイントかと思います。普段も仕事をタスクに分解しますが、その粒度をなるべく細かくすることが重要です。これにより漠然と仕事全体が得意ではないという状態から、特定の作業のみが得意ではないという認識にすり替えることができます。そして問題の作業をするときだけ、心を無にして何も考えずに作業をするということを意識すればよいだけです。現実には問題のタスク以外は特に負荷なくできるわけですから、それらの作業を実行しているうちになんだか気分が乗ってきて、問題のタスクでも苦手意識を感じることは殆どありません。
このように意識して仕事を細かく細分化することで、なんとなく得意ではないという状態から脱して、得意ではない作業のみを特定することができます。その結果として、対策もとれるようになり、また苦手を感じる期間も短くなります。ということで、先送りしている業務を細分化し、さっさと終えてしまいたいと思います (汗)。早速取り組みます、頑張ります!!