学位 PJ 第二期終了まで、あと63日!
(1)論文執筆、
活動、データ解析
時間、>3h
(2)論文新ネタ、
活動、書類作成
時間、>2h
(3)その他活動、
プレゼン準備
(4)感謝、
書類作成をサポートしてくださるスタッフの皆様
(5)ブログ
以前にも書いたことがあるのですが、元 google の日本支社の村上さんの英語学習本にボクは非常に影響を受けています。
まだまだ忙しいくて十分に時間がとれる状態ではないのですが、目先のことだけを見ていてはダメだと思っています。ですので英語に今後どのように取り組んでいくかを考えるために、『村上式シンプル英語勉強法』を再度読み返しています。
何故英語を勉強したいかを考えていますが、まず第一に加工されていない一次情報を直接入手することが可能になるからです。この IT 全盛の時代において、日本語になっている情報というのはごく一部で非常にタイムラグのあるものです。
特にライフサイエンスの世界(に限らずですが)の共通言語は英語ですし、やはり今ははアメリカが圧倒的に進んでいるため、リアルタイムに一次情報を入手するには英語は欠かせません。さらに、各分野の第一人者・キーオピニンオンリーダー (KOL) と呼ばれる人たちとコンタクトを取るためには、コミュニティーに入っていかなくてはなりませんが、当然英語が出来ないとコミュニケーションさえ出来ません。
英語ができなくてもサイエンスが出来れば良い、という考え方もあるのでしょうが、良いサイエンスをするには英語による情報のインプットが欠かせませんし、良いサイエンスを発表する場(学会・論文)も当然英語でオーガナイズされています。ということで、英語は良いサイエンスをするための必要条件になってしまっていると思います。
ですので『欧米の研究者に負けないスピードでリアルタイムに一次情報にアクセスすること。そのために KOL とのコンタクトをはじめとしサイエンスのコニュニティーに入っていくこと』を可能にする水準の英語を身につけることが、自分の当面のゴールです。
ですがこの目標は高すぎて(汗)、そんなすぐに達成はできるものではありませんので、ステップ・バイ・ステップで取り組んでいく必要があります。ということとで、中間目標となる新しい目標を設定しました。2015年6月の国際学会でオーラルプレゼンテーションをしたいと思います!
もちろんサイエンティフィックな面でのレベルアップがまだまだ必要ですが、英語ももっと上達しなければなりません。さらに、プレゼンや質疑応答よりも、懇親会などでのフランクな本音のフリーディスカッションが大切だと思っています。というのは、懇親会などではプレゼンに対するフィードバックなどはもちろん、今後のコネ作りなども含めて、いろいろなチャンスを引き寄せることが出来るはずだからです。ですが、このようなフリーディスカッションの場では原稿は準備出来ませんので(汗)、本当の英語力が試されます。
上記は、純粋なサイエンスの世界の話でしたが、会社で生き残って更に活躍の場を大きくしていくためにも英語はもはや欠かせません。グローバル化する組織の中で、英語は仕事が出来る場所をふやす重要なツールです(必要条件)。
じゃあ、このような(個人のキャリアアップを含めた)英語を頑張るということは、薬を待つ患者さんの幸せに繋がっているか?直接につながるわけではないでしょうが、自分としては Yes である、と思っています。
上記の通り、薬を生み出すためのサイエンスを高めていくには、個人としても組織としても欧米から学ぶことや取り入れたほうが良いことがたくさんあると思います。キャッチアップするところは既存の情報を用いて効率的に、そしてその上で欧米の会社にない何か新しいことで勝負するのが、自分の組織が勝っていくための方法の1つではないかと思います。
ということで、2013年は英語学習のための大切な助走の時期として位置づけ、2014年からロケットスタート(?)できるように、論文の合間に英語に取り組んでいきたいと思います。
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