自分の悪い癖の一つとして、活動に必要な時間やリソースを過大評価してしまうことがあります。仕事でもそれ以外でもその傾向は見られます。読書でも、 運動でも、ブログを一本書くことにしても、実はやり始めるとそれほど大変ではありませんが、始めるまでに『なんだか大変そうだ』 と考えてしまい、なかなか手がつけられない状況になってしまうことが良くあります。
もちろんまとまった時間を確保して、 読書や運動やその他の活動に時間が割ければ、ゆっくり手をつけても良いわけです。しかし実際は忙しい日々を送っており、なんだか大変そうだと思っているうちに、1日が終わってしまいます。例えば、朝起きてから仕事を始めるまでの僅かな時間、昼休みの休憩15分、寝る前の30分の時間、などなど細切れの時間しか確保することはできませんが、これらの時間に手を付けることが出来ないこともよくあります。
もしも1時間あれば、この本を全部読んでしまおうと思えるような状況でも、15分だと不思議なもので、なんだか手をつけるのが億劫になります。もちろん15分の時間を4回捻出すれば1時間になるわけですから、15分の時間であっても大切にすべきです。なんですが、こういった細切れ時間をうまく使えていないのは、 こういった本来はまとまった時間を必要とする活動に対して心理的な障壁があるように思います。
つまり、読書や運動やブログは自分にとってそれなりに気合いを必要とする活動だという認識があります(読書とブログは内容によりますが笑)。 ですので、1日4回、15分の空き時間ごとに、その気合いを入れ直すことが、億劫になってしまっていて、なかなかこれら15分の細切れ時間をうまく使うことができないように感じています。いつものごとく、やり始めさえすれば実は15分で十分な活動ができます。例えば、ブログだったら15分で一本分くらいは楽に書けてしまいますが、15分の空き時間があっても、億劫さゆえに、なかなか取り掛かることができないのは事実です。
この原因は、そもそも15分で出来ることに対する自分の期待値が高すぎるのかもしれません。15分で良いアウトプット(良いブログ、十分なトレーニング効果、etc.)を出そうとしているが故に、それに取り掛かる心理的な障壁を高くしてしまっているのかもしれません。そもそも15分でできることには限界があるという前提のもとで、それでも時間を効率的に利用し、少しずつ成果(ブログやトレーニングや読書)を出していく、というぐらい気楽に考えた方が良いのかもしれませんね。
そのようにして15分の細切れ時間を使うことに徐々に慣れてくれば、心理的な障壁が下がってくるでしょう。つまり、まずは心理的な障壁がなくこれらの活動に取りかかれるような、トレーニングが必要だと思っています。これは単に慣れの問題だと思うので、しばらくは隙間時間の活動を意識して取り組みたいと思っています。これができるようになれば、 自分の生活の質(QOL)が大幅に上昇すると思いますので、前向きに頑張っていきたいと思います!