自分は日本語でも英語でも語彙力が無いと思っています。特に英語では日本語に比べて圧倒的に語彙力が低く、さらに日本語→英語の変換(すなわち書く・話す)では特に語彙が貧弱だと思っています。語彙力、特に発信するための単語力の強化は喫緊の課題だと思っています。
それは何故でしょうか?語彙力が無いことにより、業務(や人間関係)において、大いに損をしていると感じているからです。日本などのハイコンテクスト文化においては情報の発信者と受信者が同じ背景情報を共有していることを前提としたコミュニケーションが行われるため、情報の発信者ではなく情報の聞き手が情報伝達に責任を持ちます。『察しろよ』『一を聞いて十を知る』『空気を読め』『行間を読め』などの表現はまさに情報伝達における受け手(聞き手)の責任を示しているように、言外の意味を察知できる人が洗練されているとみなされると思います。
一方で、アメリカなどのローコンテクスト文化においては、情報の受け手ではなく、発信者が情報伝達に責任を持ちます。これを表す適切なアメリカのことわざがあるのかどうか知りませんが(恥)、勝手に作るなら(笑)『一を聞いて一を知る(?)』とか『行間は白紙(?)』などになるのでしょう。すなわち発言されたことが全てであり、発信者は受信者に如何に誤解の無いように情報を伝えることが出来るかが求められます。そのため、自分の伝えたいことをそのまま言葉に載せて伝えることが出来るひと、すなわち情報伝達のために幅広い語彙を駆使できる人が洗練されているとみなされる、とのことです。
つまり、ローコンテクスト文化であるアメリカ(そしてグローバルビジネスの場)においては、語彙力の欠如は、一緒にビジネスを行う相手として能力があるかどうかを疑わせることに繋がり、信頼の欠如に繋がってしまいます。これは本当に良くないですね。そんな状況なので、語彙力の欠如によりうまく情報発信が出来ないことは自信の欠如にも繋がります。アメリカ・グローバルビジネスでは自信のない人は謙虚ではなく、仕事を任せるに値しない人・信頼のおけない人とみなされかねないため、これは非常に良くない状況です。
ということで、今更ではあるのですが、英単語を必死こいて暗記してます。特に日本語を聞いて英語が出てくるかどうかを集中して鍛えています。2014年頃買った単語帳(新品)に取り組んでますが(笑)、もっと早くから勉強しておけば良かったと後悔はしていますが、まぁ『人生で今日が一番若い』わけですから、今から頑張りたいと思います。少なくともあと一ヶ月くらいの間に単語力を大幅に増量出来るよう集中して取り組みたいと思います。引き続き、頑張ります!!