過去の自分を超えていきたい

ランニングを再開してから気をつけていることに、少しだけでも自分の限界に近づく事、以前はできなかったことに近づく事、にトライしています。この『成長している感覚』を味わうことが嬉しく、また同時に大切だと思っています。というのは、この成長しているという感覚はなかなか日常生活では味わうことは出来ません。例えば、仕事とか英語の勉強とかでは、成果が定量的に現れて来るわけではなく、また成長を頻繁に感じられるわけでありません。また、そもそもある程度は出来て当たり前(出来ないとマズい)とみなされる訳です。

一方でランニングはこの成長の感覚を非常によく感じられています。と言うのはガチで競技をしている訳ではなく、元々のレベルが低いため(笑)、正しい練習さえすれば以前の自分を超えることは簡単に出来るからです。そして、ランニングなどのスポーツはタイムなどの定量的な指標での成長の評価が可能です。近年ではガーミンやアップルウォッチなどの心拍計付きのGPSウオッチで、タイム、心拍数、速度などの指標から成長を総合的に判断することも容易になっています。そのため成長が目に見えやすく、成長の実感に繋がっています。

ランニングは生活全体からすると一つの活動に過ぎませんが、それでも生活の中で『過去の自分を超えていく』という気持ちを持てることは、自分の精神衛生上、良いことだと思っています。子供の頃・若い頃は出来ないことが多い分だけ、成長を感じる機会にたくさん恵まれていました。一方で大人になるにつれて出来ることが増えていくに従い、そのような機会は減っていきます。さら大人になると、そもそも新しいことに挑戦する機会自体も減ってきているので、余計に成長を感じる場面も減ってしまっているのかもしれません。

その意味では、この過去の自分を超えていきたいという気持ちを持ち続けることは、(歳をとっても汗)若さを保つ秘訣・元気の秘訣なのかもしれません。もちろんランニングも上達するにつれ、いつまでも成長出来るわけではありませんし、スランプもあるでしょう。しかし、少なくともそれまでは、限界にチャレンジして、元気な気持ち保っていきたいと思っています。またランニング以外でも過去の自分にチャレンジする姿勢を忘れずに、頑張っていきたいと思います!


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