#572 学会発表から得られるもの!

学位 PJ 第二期終了まで、あと28日!

(1)論文執筆、
活動、なし
時間、0h

(2)論文新ネタ、
活動、論文を読む
時間、30分

(3)英語、
活動、TED, A father-daughter bond, one photo at a time
時間、10分、

(4)その他活動、
学会に参加する

(5)感謝、
久しぶりに出会い、刺激をくれた同級生

(6)新しい挑戦、
学会で偉い先生に質問してみる

(7)ブログ

今日は学会に参加してきました。自分の専門分野とは若干異なる内容でしたが、概ね理解出来ました。またプレゼンターの先生方のディスカッションも興味深く聞くことができ大変に参考になりました。

外に出て外部の話を聞くことで、自分たちの実力を理解できます。ディスカッションのレベルやプレゼン内容の理解などを通じて、少し自分の専門性のレベルに少し自信を持つことが出来ました。その意味では参加して良かったのですが、一方で情報発信が出来ていない自分の現状に対して少し苛立ちを覚えました。

企業の人間として、そして聴衆として学会に参加して思うことは、早く話す側に回りたいということです。学会に参加し情報を取ってこようとするだけなら、聴講者のとして参加すればいいのでしょう。しかし学会参加を通じて人的ネットワークの構築をしたり、自分の専門性を発信し自分の活躍するチャンスを広げようとするなら、やはり情報を発信する側にでなければ参加する意味が薄れてしまうと思います。

今日は学会終了後、発表された先生に質問をして回ったのですが、面白いプレゼンをされた先生の周りには人だかりができて質問攻めにあっています。

自分は、質疑応答の時間にも学会後にも列に並んで質問をさせてもらって、先生とは違う専門性を持ち違う視点での重要な質問や議論ができたと思っています。しかしながら、先生には質問をした多くの一人としてしか残らないでしょう。しかし自分はプレゼンを通じて先生の事をしっかりと記憶し、共同研究の案件などがあればコンタクトを取りたいと思うようになりました。

企業は情報を出すことのデメリットのみを気にして、情報の公開には慎重な場面が多いと思います。しかし創薬研究のような学際分野で最先端を目指そうとすれば、自社だけの知識では絶対に不可能です。だから各領域の専門家の力をどれだけ借りることが出来るかが、競争に勝っていく1つのやり方だと思っています。そのためには、各領域の専門家とネットワークを作り、そして彼らに対して自分達の興味とニーズと専門性を理解してもらい、一緒に組むことで win-win になることを理解してもらわなければなりません。

そのためには、自分の専門性や興味を発信することでまずは認知してもらうこと、そして専門家の中でネットワークを作っていく(ネットワークに入れてもらう)ことが必須です。そのためには情報発信が重要で、積極的に情報発信したいということを、社内で今後も情報発信していきたいと思います(笑)。


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