出国まで、あと5日!
(1)論文執筆、
活動、活動なし
時間、0h
(2)論文新ネタ、
活動、論文の書き方セミナー
時間、4h
(3)英語、
活動、活動なし
時間、0分、
(4)その他活動、
海外の研究者との会議の主催
(5)感謝、
根気よく議論してくれた海外の研究者
(6)新しい挑戦、
英語会議での司会で、強く仕切ってみる
(7)ブログ、
今日は海外のゲストと飲み会に行っていきました。
これまで英語をいろいろと勉強をしてきましたが、プレゼンや会議など練習した分野においてはそれなりにすぐに出てくるようになっていると思います。しかしながら、パーティー英語というのでしょうか、飲み会でのコミュニケーションは特に苦手で、だいぶ困りました。やはり準備しないと本番ではそれ以上は期待出来ないので、こればっかりは仕方が無いですね。
ですがそれでも、英語での会話自体は以前比較すると上達していると思いますし、話題の選び方も上手になってきていると思います。加えて、ゲストをもてなしたいという気持ちは伝わったのではないかと思います。確かにまだ理想とは程遠い状態ですが、一つ一つ出来るようになりたいと思います。
しかしながら、英語に加え課題だと感じたのが、アメリカ人を始めとする西洋そして世界と自分達日本人との感覚のズレを理解することです。ズレ自体は悪いことではないのですが、そのズレがあることを理解し認め、またそのズレが問題になるようであれば正しく説明できることが必要なのではないかと思います。
特にこちらがホストの場合は海外からのゲストをもてなすわけですから、彼らが何を望み何を望まないかを正しく理解することが必要になると思います。上記のような考えがなければ、折角のおもてなしの会も相手にとって必ずしもプラスにはと思っています。
そのためには、西洋人(自分のゲストの多くは西洋からなので)のモノの考え方、そして日本人の考え方の背景を知ることが必要なのではないかと思います。社会通念、道徳教育、宗教教育などなど、根底を理解すればもっと効率的にコミュニケーションがとれるのではないかと思っています。
自分のゲストのほとんどは Ph.D サイエンティストで、言ってみればインテリです。彼らは酔っ払っても、中国の価値観と大国としての責任感とか、自由と公共の利益のバランスについてとか、さらには、西洋の成果主義とマネジメントスタイルの欠点だとか、そんな話ばっかりしている気がします(気の利いたジョークを交えながら、です汗)。その中で自分はどのように考えるか、何故そう思うのかが合理的に説明できて、かつ彼らとの違いが何に起因しているのかを説明することで、表面的な意味ではなく本当に敬意をもって(話し相手として)認知されるのではないかと思いますし、より深いところで彼らと繋がることが出来るのではないかと思います。
もちろん酔っ払って彼らの早口英語についていくことも一苦労なのですが、たとえ聞き取れたとしても上記のような背景の違いが原因で彼らが何故そのように考え発言しているかが分からないことが多くあります。価値観の違いを認めることはいいことなのですが、より深い相互理解のために自分も彼らを理解するための勉強をやってみたいと思っています。