終わりから考えると全てうまくいく

アメリカに来てから毎日やっていることの1つが、毎朝、帰国までの日数を数えるというものです。iPhone にカレンダーアプリを入れてると、自動的に帰国までの日数を表示してくれるのですが、それが毎日見るごとに減っていくのを確認してから一日を始めます。時間にして数十秒ですが、これはとてもとても有意義な活動だと思います。

アプリに表示される日数を見るたびに、アメリカにいられる日数が日々減っていくことに対する少しの悲しさ・虚しさと、帰国までに成し遂げなければならないことから来るプレッシャーと、そして一日ずつ成長していきたい・そのために今日を無駄にしてはいけないという思い、などを感じながら一日を始めます。それにより今日1日を大切に過ごそう、そのために今日も頑張ろう、と朝から自然とスイッチが入るような気がします。

ここまで書いて、スティーブ・ジョブズの有名なスタンフォード大学でのスピーチの中の三つ目のトピックで『死について』の話題だったのを思い出しました。帰国の日を思い浮かべるのは、やっていることは彼の話と同じですね。終わりを意識するからこそ、今という時間をとても特別なものとして捉えることができるわけです。

何にでも終わりがあります。もちろん自分のアメリカ生活にも、自分のキャリアにも、そして自分の人生にも、何にでもいつかは終わりが来ます。例外はありません。当たり前のことなのですが、改めてそのように意識することは日常生活の中では少なかったのかもしれません。(特に死などは)望んで手にしたいものではないので、なるべく目を背けていたいというのが本音です。しかし、何にも必ず終わりが来ることは分かっているのだから、終わりがあることを無視するのではなく、終わりが来た時に自分がどうなっていないか、を考える機会を持つことは効果的な生活・人生を送っていく上での鍵になるはずです。

そういえば、スティーブン・コビー博士の7つの習慣の第二の習慣は『目的を持って始める』ですがこれを『終わりを思い描くことから始める』と言い換えられています。まさにその通りですね。今は、アメリカ生活の終わりの日を意識しているけれども、具体的にその時までにどうなっていたいか、が100%明確に意識ができているわけではありません。これは少し勿体無いですね。アメリカ生活の終わりに、達成感で心から満足しながら帰国の途に着く自分でいられるよう、まずは終わりをより具体的に思い浮かべることから始めていきたいと思います。


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