#641 創薬研究者としての思いを忘れない!

帰国まであと 150 日!

(1)論文、
活動、4報目の論文のイントロダクションを考える
時間、>2h

(2)英語、
活動、論文でかつどうなし
時間、0h

(3)その他活動サマリー、
早朝に海!、同僚に実験を習う(英語の説明が早口でアセる!)

(4)陸トレ、
OK, 64.5kg

(5)感謝、
丁寧に実験を教えてくれた同僚

(6)新しい挑戦・昨日からの進化、
ある理論モデルで重要な発見を2つもできました!!

(7)ブログ、

今朝は早起きしてサーフィンした後で、仕事をバリバリこなしてやっと今帰ってきたところです。もうクタクタです(汗)。今日も色々なことに挑戦をして、いくつかの重要な進捗が得られました。嬉しいです!この気持ちをもっと味わうためにも失敗を恐れずドンドン挑戦をして、アメリカ滞在を意義のあるものにしていきたいと思います。

さて、本題です。ある機会に自分の仕事について紹介してほしいというふうにお願いされたことが有ります。その際には、自分の仕事がいかに面白いか、そしていかに世の中の役に立つ仕事なのかを熱く語りました(笑)。仕事がキツくなってくると目の前の仕事にのみ気を取られ、自分の仕事の意義だとか仕事に対する誇りや自負や感謝なんかを忘れてしまいがちです。そうならないように、仕事の良い点についてつらつらと書いていきます!

まず自分の仕事は、学生時代に憧れた仕事です。その当時には詳細は良く分かりませんでしたが、最先端の科学技術を用いてヒトの病気というほとんど未知の課題に対して取り組んでいる、というイメージを持っていました。

実際に自分が仕事をするようになって感じることは、確かに世界の最先端(に近い)の科学技術を用いています。世界でまだ誰も知らないかもしれない現象に自分がアプローチしている時なんて、心が震えるワクワク感があります。

また規模の大きな製薬会社で研究をするということは、(あるとても狭いニッチな分野ではあるものの)その分野の日本代表として世界と戦っているという実感を常に持つことが出来ますし、逆にそれくらいの気持ちでやっていないと生き残れないのかもしれません。それが大きなプレッシャーであり、常に世界との差を痛感させられることで辛いところでもあるのですが、それでも「自分が頑張らないといけない」という誇りというか自負を持つことができるということも大きなやり甲斐です。更にそれが自分を律して成長させたいと思う動機の一つなのかもしれません。

そして、甲斐が患者さんのから必要とされている仕事だということが何よりのやり甲斐です。自分の仕事が誰かの生命と笑顔とにつながっている、自分たちの仕事の成果を心から待っている人たちがいる、というのは何にも代えがたいやり甲斐です。逆に今こうやってのほほんとブログを書いている間にも、多くの方が病気で苦しみそして亡くなられている方がいることは、目を背けたいけれども決してそうすることの出来ない紛れもない事実です。。。その緊急性というものを常に感じながら仕事をしていかないとダメなんでしょうね。

一方で医薬品の研究開発という仕事は、失敗だらけの、成功確率の非常に低い仕事です。薬を患者さんに届けたという経験のない今では、仕事を通じて心から嬉しかったことはまだない、と表現するのが正しいのかもしれません。そして以前にイメージしていたほどスマートな仕事でもなく、非常に泥臭いというか、忍耐と我慢とが必要な仕事だと感じています。かと言って、つまらない仕事か?嫌な仕事か?と問われると決してそんなことはありません。難しいからそこだからこそやり甲斐があるという面もあると思います。

(と、実際のところは人間関係や社内政治のなんかの面倒くさい事もたくさんあるのですが汗)上記の通り良いことばっかり書くことで、浮き沈みの激しいこの頃の気分をなんか盛り上げ、維持しようと必死になっています(笑)。もちろん足元の課題に全力で取り組むことは大切なのですが、その一方で常に視点は高く持つことで、モチベーションを維持していきたいと思います。頑張ります!

ということで、英語と論文、寝るまでの一時間、頑張りたいと思います!


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