#652 『井上成美』を読んで!

帰国まであと 140 日!

(1)論文、
活動、活動なし
時間、0h

(2)英語、
活動、活動なし
時間、0h

(3)その他活動サマリー、
読書『井上成美』

(4)陸トレ、
OK, 

(5)感謝、
日本のためを思った先人たち

(6)新しい挑戦・昨日からの進化、
終日読書と休養と掃除

(7)ブログ、

今日は終日読書と休養でした。久しぶりにゆっくりと休むことができて良かったです。また懸案だった休暇中の予定も立てることができて満足です。

さて、本題です。阿川弘之さんの『井上成美』を読んでいます。第二次世界大戦の最後の海軍大将だった方で、太平洋戦争の開戦阻止や終戦に尽力された方です。また海軍兵学校校長として海軍士官の教育にも大きな影響を与えた方です。

ある一つのリーダー像を学ぶことができていると思っています。もちろん今の自分とは程遠い立派な方であるので、なかなか同じには考えることが出来ないのですが。不十分な理解ながら自分の心が動いた点を備忘録代わりに書いておきます。

海軍兵学校では戦争に役立つためのただの軍人を育てているのではなく(丁稚教育と表現されていましたが)、敗戦後の日本の再興を見据えた次世代のリーダーとしての人材を育てようとしているのだ、という意図には心を打たれました。

ジェントルマン教育、高等教育を受けるものの責任 (noblesse oblige) の自覚、 見識の広さというか専門バカではだめだということ、などの考え方が心に刺さります。さらに英語ですね。戦争をする国の言葉を理解でき、その国のことを知らずして戦争が出来るか(戦争に勝っても負けても、英語は必要になる)と言うのは納得です。というか、英語が下手な自分を恥ずかしく思います。。。

井上大将のような、潔白・厳正・頑固?で、自信の信念に則した生き方が貫けるかというと今の自分には難しいような気がします。本の中にも出てくる通り、それが原因で人とぶつかったり疎まれたりすることが多々あるからです。だからこそ、人に媚びたり信念を曲げたり保身に走ったりというのは、簡単にそうなってしまうもののような気がします。そっちの方が楽だからです。

しかし自分が人生を振り返った時にどう有りたいかということを想像してみると、自分の信念に則した生き方をしたいという思いは強いです。その信念が正しいことが前提ではあるものの、信念を貫く人は信頼されます。上記のとおり短期視点では辛いこともあるかもしれませんが、長期的に考えればそのほうが良いのではないかと思います。

どうしたらこのような自分の信じる道を進み続けることができるのかと考えると、広く深い見識と圧倒的な実力があってこそなのでしょう。

ということで、日々勉強です。しかも今の様に自分の殻に閉じこもっての勉強ばかりではなく、外にでて広い見識を身につけるなければダメだということを意識したいと思います。


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