最近、仕事が忙しく、寝る時間が十分に確保できていません。昼間の生産性の低さを感じています。睡眠時間を削って活動することの価値に関して、真面目に考えてみます。
自分の場合、昼間集中して活動するためには、最低6時間(願わくば7時間)は寝たいと思っています。その場合の起きている時間は、18時間ということになります。
このうち全て仕事をするわけではありません。ご飯を食べたり、風呂に入ったり、通勤のの時間を除くと、会社での活動時間は13時間くらい、家での活動時間は2時間くらいになっています。そのため大体15時間が活動の時間になりそうです。
睡眠時間を削って活動した場合、睡眠不足による活動の生産性低下が否定できません。それを踏まえ、もし睡眠時間を削ったらどの程度の生産性が期待できるか考えてみます。たとえば睡眠時間を1時間削った場合、活動時間は16時間に増えます。その場合、十分寝た場合の94%の生産性を確保して初めて生産性が向上したことになります。たった6%の生産性低下しか許されないのですね(汗)。2時間削った場合は、88%以上が必要になります。
自分の仕事の価値の殆どは知的生産だと思っていて、睡眠不足による生産性の低下が仕事の出来に大きく出てしまいます。寝不足で活動をした場合、実感としては70%程度まで低下してしまっていると思っています。睡眠時間を削っても活動すると何となく仕事をしている気にはなるのですが、トータルとしての生産性が向上することはほとんど無いと思います。
ということで、十分な睡眠時間を確保した上で毎日平均的に活動をすることが、長期的に考えると最もコンスタントに成果を出せるのは間違い無さそうです。ここのところ仕事が長引いて睡眠時間が削られがちですが、まず天引きで睡眠時間を確保し活動の質を落とさないようにします。